移住者
インタビュー

ほどよく田舎で意外と都会そこそこ、大垣。

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大垣暮らしのすすめ

体験者に聞く「大垣移住」のリアル

どうして大垣を選んだの? 実際に移住してみてどう?
大垣暮らしは快適? 不便はない? 仕事は? 住まいは?……
大垣移住に関する疑問を、実際の移住者にぶつけてみました。

松本祥宏さん

CASE-01

経営する焼菓子専門店の
拡大を機に移住。
新しい暮らしも子育てが
最優先のスタンスで。

PROFILE

松本祥宏さん

「メゾンドロースノア」オーナーパティシエ
出身地/京都府京都市
家族構成/夫婦+子ども2人
※2021年に滋賀県大津市から移住

移住の経緯を教えてください。1

移住の経緯を教えてください。2

移住の経緯を教えてください。

松本さん:私はパティシエ、妻は医師としてそれぞれ仕事を持ち、協力しながら2人の子どもを育てています。出会いは10年ほど前、糖尿病の患者と、その担当医師という縁でした。当時、私は画家からパティシエへの転身をめざしてがむしゃらに働いていて、自分の体の中で起きている異変に気が付かず、ちょっと調子が悪いなぁと思って受診したら、即入院。それが結果的にパートナーを得るきっかけになったので、人生何が起こるかわからないものです。
病気療養を経て、どうしたら早く一人前のパティシエになれるかを考え、門を叩いたのが東京の有名パティシエ。広く一般にも教室を展開していて、おいしさを理論的に作り出すその方の教えが私のお菓子作りのベースになっています。そして33歳の時に、滋賀県大津市で10坪の小さな焼菓子専門店「メゾンドロースノア」を開業。当初は苦労しましたが、クッキー缶が人気女性誌の通販バイヤーさんの目に留まり、商品を扱ってもらえるようになったことから潮目が変わりました。厨房が手狭になり、思い切って店舗の拡大と、かねてから夫婦で考えていた「子どもたちにとって、より良い環境で暮らそう」という移住計画を同時に実行することにしたのです。

大垣市を移住先に選んだ理由を教えてください。1

大垣市を移住先に選んだ理由を教えてください。

松本さん:新たな拠点を関西から東海までの広い範囲で検討した結果、気に入ったのが大垣市。それまで縁のなかったエリアでしたが、下見に行ったら、城下町文化が感じられるどこか懐かしい雰囲気の商店街があって、子どもたちがのびのび遊べそうな公園も多い。妻が理想の医療に取り組めるクリニックがこのエリアで見つかったことも決め手になりました。
こうして2021年3月に家族で引越をし、6月に「メゾンドロースノア」を再オープン。駅前商店街と本町商店街の間にあるビルの1階を改装した、15坪の店舗です。移転についてはSNSでお知らせしただけなのですが、営業日の金・土曜には開店前からお客様が並んでくださって、本当にありがたいですね。

大垣市での新しい生活はいかがですか。1

大垣市での新しい生活はいかがですか。2

大垣市での新しい生活はいかがですか。3

大垣市での新しい生活はいかがですか。

松本さん:生活のスタンスは移住前と変わっていなくて、小学1年生の長男と2歳の長女の子育てが最優先。朝、長女を保育園へ送り届けてから店に出勤し、営業日以外は仕込みや通販用商品の製造を、営業日は店頭で接客を行い、夕方には仕事を終えて長女を迎えに行き帰宅・・・そんなルーティーンになっています。家事や子育てに関して特に夫婦の間で分担を決めていないのは、お互いにできるだけ自然体で心地よく過ごしたいから。強いていえば、キッチンに立つ時間は料理好きな私のほうが多いかもしれません。休日は、家族で公園へ出かけるのが定番。特に大垣公園は思い切り走り回れる芝生広場があって、遊具も充実しているので、子どもたちも大好きなスポットです。
それから、うれしい発見だったのは、市内にリーズナブルでおいしい飲食店が多いこと。城下町として歴史を重ねているから、成熟した食文化が根付いているのでしょう。評判のお店を訪ねてはオーナーさんとお話しし、情報交換をしたり、刺激をいただいたりするのが最近の楽しみになっています。私のお菓子もみなさんに負けないレベルで追求していかなければ。魅力的なオーナーさんと出会うたび、そう気持ちを新たにします。
大垣市に移り住んでまだ半年足らずですが、このまちのことがとても好きになりました。いずれ土地を買って、理想の住まいを建てるのが次なる目標。子どもたちの成長を日々見守りながら、これからゆっくり、私たち家族の幸せの場所・形を見つけていきたいと思います。

メゾンドロースノア

大垣市本町1-41 内田ビル1F
http://www.maison-de-lours-noir.com/
※詳細はInstagram(@maisondeloursnoir)でご確認ください。
※掲載情報は取材時のものです。

天木大介さん・育美さん

CASE-02

結婚後のライフプランを考え、
出した答えは大垣市への移住。

PROFILE

天木大介さん・育美さん

出身地/大介さん 岐阜県高山市、 育美さん 岐阜県大垣市
家族構成/夫婦+子ども1人
※2018年に愛知県名古屋市から移住

移住の経緯を教えてください。1

移住の経緯を教えてください。2

移住の経緯を教えてください。

育美さん:私たちは音楽フェスで共通の友人を介して出会い、3年ほどの交際期間を経て2018年に結婚しました。入籍した当初は名古屋市内に住んでいたのですが、お互いに仕事が忙しく、すれ違いの日々。その状態のまま子どもを産み育てるイメージが湧かなくて、夫に提案したのが「大垣に引っ越そう」という“暮らし方改革”だったのです。大垣市には私の実家があり、子どもが生まれたら両親のサポートが受けられるという期待ももちろん大きかったのですが、それ以上に惹かれたのは「子育て日本一のまち」を掲げる手厚い子育て支援策でした。保育園の待機児童数がゼロであったり、高校生世代まで医療費が所得制限なしで無料だったり。家族で楽しめる施設や大型ショッピングセンター、イベントも私の子ども時代より増えていて、調べれば調べるほど「いいな」と感じました。決めたら、あとは行動あるのみ!幸い、夫婦ともに転職先がスムーズに見つかり、場所・デザインともに気に入って購入した住まいで新生活がスタートしました。

大介さん:妻から移住の話が出た時、最初は「え?まだ子どもを授かってもいないのに?」と思いました(笑)。でも、彼女の話を聞くうちに次第に納得したのです。2人暮らしでフットワーク軽く動けるうちに環境を整えれば心身ともに負担が少ないし、転職するなら年齢的に早いほうがいい。確かにそうだなと。ロボットエンジニアとしてのキャリアを生かせて、かつ仕事と家庭の両立も図れる会社と縁があったのも幸運でした。前職を離れる寂しさはありましたが、新しい生活が始まるというワクワク感が私の中で膨らんでいったように思います。

移住してから暮らしはどのように変化しましたか。

移住してから暮らしはどのように変化しましたか。

大介さん:大垣市に移り住んでからほどなくして妻の妊娠がわかり、2019年に長男が誕生しました。なので、家族が3人になったことが私たちにとって一番大きな変化です。折しも新型コロナウイルスが流行して、会いたい人に気軽に会えなかったり、外出がしづらかったりと困ったことはありましたが、家の中に限ると、「いいこと」のほうが多かった。私がテレワーク中心となったため、日々、一瞬一瞬の子どものかわいさも、思い通りにはいかない育児の大変さも2人で共有でき、夫婦の絆が深まったように思います。

育美さん:1年間の育休はあっという間に終わり、息子は保育園デビュー。ただ、思いがけないことが1つ起こりました。勤め先の会社が新規事業として家族向けのフォトスタジオ「tavie」を大垣市で開くことになり、育休明け早々、その運営をカメラマンと2人で担うことになったのです。経験もなく、手探りでのスタートでしたが、SNSなどを通じて、家族の「いつもの笑顔」を引き出す私たちの撮影スタイルに共感してくださる方々からのご依頼やお問い合わせが増えていきました。最近は、ご利用いただいたお客様からお友だちやお知り合いをご紹介いただくこともあって、うれしい限りです。土・日曜は出勤ということも多くなりましたが、夫や実家に助けられながら、仕事と育児の両立に奮闘しています。

おふたりが思い描くこれからの暮らしについて教えてください。

おふたりが思い描くこれからの暮らしについて
教えてください。

育美さん:子育てに関しては健康第一で、彼らしくのびのび成長していってほしいと願っています。息子がもう少し大きくなったら、国内・海外を問わずいろいろな場所へ家族で旅行に出かけたいですね。旅先でおいしいものを見つけて食べるのが私たち夫婦の共通の趣味。行ってみたい場所、もう一度訪れたい場所は尽きません。そんな話をしながら、かつてお土産に買い求めた珍しい調味料を使ってご当地メニューを再現する時間も、休日のささやかな楽しみになっています。

移住を考えている人へメッセージをお願いします。

移住を考えている人へメッセージをお願いします。

大介さん:移住するまで大垣市へのイメージは正直なところ、可もなく不可もなしという感じでしたが、住んでみると、とてもいいまちです。生活圏がコンパクトにまとまっていて便利でありながら、車で20分も走れば山や川に囲まれた自然の中へ行けるし、「水都」というだけに、水にまつわる美しいスポットもそこかしこにある。都会に住んでいた頃とは比べものにならないくらい、ゆったりとした時間を過ごしています。ご近所さんから野菜のおすそ分けをいただいたりすることもよくあって、人の温かさも実感していますね。 今の暮らしを変えたいと思っても、仕事や人間関係がネックになり踏み切れない方は多いのではないでしょうか。でも、目の前に新しい道が拓けたら、進んでみるのもいいかもしれません。その時、その場所でしか味わえない快適さ、楽しみがきっとあるはずです。

tavie

tavie

大垣市神田町1-73
https://tavieogaki.stores.jp/
※詳細はInstagram(@tavie_photostudio)でご確認ください。
※掲載情報は取材時のものです。