日本の中央岐阜県西部に位置し、名古屋の通勤・通学圏でもある大垣市。
立地、気候、自然に歴史など、実は快適な暮らしに欠かせない条件がそろっているのです。
日本列島のほぼ中央、岐阜県の西部。東京までの距離が約410キロメートル、大阪までの距離が146キロメートル。名古屋までは44キロメートルと大都市圏に近い生活圏の中に位置しています。市域には、東海道本線、東海道新幹線、名神高速道路などが通り、主要都市圏へのアクセスが便利。名古屋へ鉄道で30分、中部国際空港へ車で1時間30分、新幹線経由で東京へ2時間30分、大阪へ1時間30分の位置にあります。
大垣市は、平成18年の合併により、全国でも珍しい二重飛び地になっています。中心地である大垣地域、東に墨俣一夜城や美濃路墨俣宿などの名所旧跡が多い墨俣地域、南西に緑豊かな里山に囲まれた上石津地域が位置しています。
春には船町湊の桜が咲き誇り、秋には多良峡の紅葉が美しい過ごしやすい季節。夏は水の都にふさわしく、豊富な湧き水が涼やかな風景を演出します。冬には西の伊吹山からの風が運ぶ清々しい空気に包まれ、時には静かな雪景色も楽しめる四季折々の魅力にあふれています。
OGAKI
KAMIISHIZU
上石津地区は、周囲を標高800メートル級の山に囲まれ、中央を牧田川が流れる緑豊かな里山地区です。
SUNOMATA
墨俣地区は、墨俣一夜城や美濃路墨俣宿などの名所、旧跡が多く歴史と文化が色濃く残る地域です。
大垣では古くから木曽川、長良川、揖斐川などの堆積作用によって陸地化が進み、沖積平野が形成されました。一帯にできた地下水盆により、自噴水がいたるところで見られ、「水都」と呼ばれるようになりました。
地下水や生き物の保全活動を行ってきたこともあり、国土交通省による「水の郷百選」に認定。
地下水を利用した上質な水道水は、文字通り生活に潤いをもたらしています。
大垣市は、松尾芭蕉が「奥の細道」の旅を終えた場所です。また、木下藤吉郎が一夜で砦をたてたと伝えられる墨俣一夜城や、天下分け目、関ケ原の戦いで石田三成の本拠地となった大垣城があるなど、興味深い歴史のある街。初夏の訪れを告げる大垣まつりは、370年余の伝統を誇り、ユネスコ無形文化遺産に登録されています。